今回は前回と前々回に作った、フレームとキャリッジを組み付けていきたいと思います。
ここがなかなか考えることが多くて大変でした(^^;)ある程度考えてから作り始めたのですが、細かいことがたくさんありますね!
では、いきましょう!まず、完成図がこちら↓
フレームとキャリッジを組み付けるのに必要な材料
・その1でできたフレーム
・その2でできたキャリッジ 3個
・ヤマト アルミフレーム 300mm 3本
・木板 75×75×9 3枚(その1で切り出し済み)
・ステッピングモーター KA50-HM1-552 3個
・タイミングベルト GT2 5m
・GT2用タイミングプーリー 3個
・ベアリング 626ZZ 6個
・木板とアルミフレーム固定用金具類
・L型金具 6個
・M4 ボルト 20mm 30本
・八幡ねじ M4 板ナット 24個
・M4 六角ナット 36個
・M4 ワッシャー 48個
・ステッピングモーター固定用
・木板 50×14×9 3個
・M3ボルト 15mm 6本
・ベアリング固定用
・木板 40×20×9 6枚
・M6ボルト 50mm 3本
・M6ナット9個
・M6ワッシャー 12枚
フレームとキャリッジを組み付けるのに必要な工具
・電動ドリル
・ドリルビット 3mm、4mm、6mm
・のこぎり
・のこぎり
・ニッパー
・グルーガン
・プラスドライバー
・スパナ 7mm、10mm
・スパナ 7mm、10mm
フレームとキャリッジの組み付け方
1.アルミフレーム固定用木板の罫書きと穴あけ
罫書きはその1と同じなので、説明は割愛します。今回追加で、タイミングベルトが通る穴を開けています。
穴の位置は、下のベアリングの位置をもとにしていますが、ベルトが通ればいいので、だいたいです。見てお分かりかと思いますが、あまり綺麗に空いていません。電動ドリルで何箇所か穴を開け、カッターやヤスリで穴を広げています。ベルトが通ればいいので、テキトーです(^^;)
2.ステッピングモーター固定
ステッピングモーター固定用の木材を作ります。今回はうちにあった端材から切り出しました。板の高さが14mmで、下から9.5mmのところに3mmの穴を開けます。2つの穴の距離は31mmです。
モーターの仕様を参考にしました↓
グルーガンで、先ほど穴あけした板に貼り付けます↓
ここの精度は、あまり気にしなくていいと思いますが、全てにおいてできるだけ慎重にやります(^^;)。また、写真ではタイミングプーリーがすでに付いていますが、ここで付けておきます。取り付けは簡単で、軸に通したら、六角穴付きのイモネジを締めるだけです。
3.アルミフレーム固定
これまた、その1と同じやり方なので、割愛します(^^;)。ただし、その1ではこの木板にL型金具をつけましたが、柱に組み付けにくかったので、L型金具は柱につけることにしました。
4.ベアリング固定
まず固定用の板を切り出します。これまた端材の利用です。キャンドゥの450×40×9(だったかな?)の切れ端があったので、20mmずつに切り出しました。中央に6mmの穴を開けるだけです。そして、↓のようなボルトナットベアリング位置になります。ボルトの頭とナット間、ナットとナット間、それぞれに板が挟まる感じです。
これをグルーガンでフレーム下部の柱の付け根に固定します。慎重にやっていたのですが、ベアリングが傾くとベルトが動く時に、ベルトがベアリングから外れそうになるので、水平を意識した方がいいです(^^;)
5.上面のフレームへの組み付け
これまで作った上面部をフレームに組み付けていきます。まず、キャリッジを柱の溝に沿わせて入れておきます。後でも入りますが、歪んだり、一度ボルトを外したりしないといけないため、ここで入れておくことをオススメします。次に、下のように各柱上部にL型金具を付けます。その1と同じ要領です。
3つともできたらこんな感じ↓
そして、これまたその1と同様にL型金具と木板をボルトで固定します↓
6.タイミングベルト張り
最後に、ステッピングモーターのタイミングプーリーと下のベアリングの間にタイミングベルトを張ります。切り分けですが、5mのタイミングベルトを3等分にしました。今回の設計では、長すぎてしまうのですが、中途半端に残すより、今後の高さ拡張にも対応できるように長めにしておきます。高さ拡張するかわからないですけどね(^^;)
ステッピングモーター側がこんな感じ↓
ここでボルトに引っ掛け、タイラップ(結束バンド)などで止めます↓
ベアリング側はこんな感じ↓
これで完成です!
最後までありがとうございました^_^
次回は、キャリッジで吊るときのロッドを作りたいと思います。
ではでは(^o^)/