【自作】デルタ型3Dプリンターの製作 その6 〜エクストルーダー編〜

今回は、3Dプリンターの最重要部品 その2である、エクストルーダを作っていきたいと思います。

最重要部品と言っているのは、すでに何回もトラブルが起きているからです(^^;)。やってみないとわからないものですね〜。今回は初めて作るということで、木板とボルトで作りますが、他の方もされているように、3Dプリンターが完成したら、エクストルーダの部品をプリントして使う予定です(記事執筆現在ですでに3Dプリンターが完成していますので、何度か部品を作り直しています)
では、作っていきましょう^_^。今回の完成図がこちら↓
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エクストルーダーの材料

・ドライブギアMK8

(上の図はドライブギアが届いていなかったので、タイミングプーリーを試しにつけてみたものです。タイミングプーリーでプリントしたところ、一応大丈夫でしたが、アルミですぐダメになりそうなので、ドライブギアが届いたらすぐに変えました)
・木板 80×60×9程度
・ベアリング 626ZZ 1個
・M6ボルト 30mm以上 1本
・M6ナット 2個
・M6ワッシャー 2個
・M3ボルト 20mm 4本
ドライブギヤはこちらを使っています↓。安いですが、今の所問題ありません。中国からで約2週間で届きました。

エクストルーダー製作に必要な工具

・電動ドリル
・ドリルビット 3mm、6mm
・プラスドライバー
・スパナ 10mm
・六角レンチ(ドライブギヤのイモネジ用)

エクストルーダーの作り方

1.罫書きと穴あけ

↓の写真のように一辺が31mmの正方形の角に3mmの穴を開けます。これはステッピングモーターに固定するための穴です。その正方形の中央にステッピングモーターの軸が通るぐらいの大きさで円形に穴を開けます。最後に、M6ボルトを通す穴を開けるのですが、ボルトを締めながらドライブギヤの方にフィラメントを挟んで固定するので、横長に開けておきます。
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開けたらこんな感じ↓
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2.ステッピングモーターへの固定

M6ボルトナットで、木板に軽く挟んで固定してから、ステッピングモーターへM3ボルトで、固定します。M3ボルトでしっかりと固定できたら、M6ボルトにベアリングを通し、ドライブギヤとの隙間を調整して、M6ボルトをしっかりと固定します。この時の隙間ですが、フィラメントを挟んでステッピングモーターを回した時に、しっかりとドライブギヤに噛んで、フィラメントに跡がつくぐらい強くないと、私のホットエンドのチューブでは摩擦が強く送り出せませんでした(^^;)
これで完成です^_^
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最後までありがとうございました(^o^)/
これで一通り動かせるようになったので、次回は制御マイコンのarduinoとモーターなどを制御するRAMOS基盤について説明したいと思います。