今回は以前紹介したコーヒーロースターの製作過程を紹介したいと思います。
目次
コーヒーロースターの材料
- ステンレス網 線径0.47m/m 目合10m/m サイズ45cm×1m
- ステンレス板 0.3mm厚 200×300mm
- 全ネジステンレスボルト M6 275mm
- M6 ステンレスナット
- M6が通るカラー(ステンレスの筒)
- コルクボード(100均)
- つまみ(100均)
- M3ボルト、ナット
- 取付金具
- 固定金具 T字、L字
- M3ボルト、ナット
コーヒーロースターの作り方
ここから作り方を説明していきたいと思います。
手順は以下の5ステップです。
- ステンレス網で四角の筒を作る
- ステンレス板で両サイド固定用の四角皿を作る
- ステンレス網筒をステンレス四角皿で挟んで全ネジステンレスボルトで固定する
- コルクボードで取っ手を作る
- 取付金具でスタンドを作る
では、詳しく見ていきましょう。
1.ステンレス網で四角の筒を作る
まず、金網ハサミでステンレス網をカットします。
今回は110×110×150mmのサイズで作るので、幅450mmのステンレス網を長さ150mmで切ります。
私は横着して素手でやりましたが、何箇所か指に網の針金を刺してしまったので、革手袋着用が推奨です!!
これを一辺が110mmになるように折り曲げます。
私は、木片の下に網を挟んで持ち上げるように曲げました。
そうすると、綺麗に直線に曲がります。
そして端と端とをつなぐ部分ですが、ステンレス網の端から取ったステンレス針金で縫い合わせていきます。
最初は一つ穴ごとに縫おうと思いましたが、硬いのと数が多いので、3つおきに縫っていきました。
それでも強度は十分です。
このときが一番、指に刺しましたので、革手袋着用推奨です!!(大事なことなので2回 (ry
そうしてできたステンレス網筒はこちら↓
2.ステンレス板で両サイド固定用の四角皿を作る
ステンレス板から150×150mmの正方形を2つ作り、全部の角から20×20mmの正方形を切り取ります。
その後、4辺を20mm幅で折り曲げます。こんな感じ↓
その後、ステンレス皿の中心にM6ボルトが通る穴をドリルで開けます。
この作業のときもステンレス板の端は鋭利ですので、革手袋を着用することをお勧めします。
3.ステンレス網筒をステンレス四角皿で挟んで全ネジステンレスボルトで固定する
1.と2.でできたものをくっつけます。
ステンレス四角皿を挟むようにナットで止めます。
今回はテスト組立だったので、ステンレス板の端の処理はしていないですが、使用するときに危険ですので、アルミテープ等を張るなど処理をしましょう。
ステンレス四角皿を挟んでナットで固定したあと、外側にステンレスカラーを通し、さらにナットで固定します。
ステンレスカラーは回転するときの軸になります。
ボルトのままだと回転するごとにネジ穴でずれていってしまうため、カラーを使っています。
4.コルクボードで取っ手を作る
100均で買ってきた厚さ10mmぐらいのコルクボードを一辺100mmの正方形に切り、中央にボルトを通す穴を開け、角に取っ手用の穴を開けてこれまた100均のつまみをM3ボルトナットで固定します。
コルクボードを本体のボルトにナットで固定して出来上がり。
ここは好きな形でいいと思います。
私の場合は余っていたコルクボードがあったのでこれにしました。
中央のナットの周囲にある4つの穴はモーターで回すときに使う穴です。
別の記事で説明したいと思います。
5.取付金具でスタンドを作る
取付金具って何?となると思います。というか、私は逆にこれってなんていう名前なんだろう?と思って調べてみたら取付金具でしたという(^^;)
これみたいなやつです↓
これを長いの1本、短いの2本用意して、長いのをコの字に曲げて、その両サイドに短いのを柱として立てます。
完成品の全体像はこちら↓
フレーム部分は、T字の固定金具とM3ボルトナットで固定します。
固定して組み立ててみたのがこれ↓(外側から撮影)
↓内側から撮影
ステンレス網ボックスを置く軸受けとして、L型金具を柱の途中にM3のボルトナットで固定します↓
これに乗っけて完成です!
ガスコンロに乗せて豆を入れて焙煎しましょう^_^
私は生豆はこちらで買っています↓ ブラジルNo.2が定番で焙煎もしやすいのでオススメ!
まとめ
今回は、自作したコーヒーロースターの作り方をご紹介しました。
生豆の出し入れ機構はこちら↓
今後別記事で、ステッピングモーターでの制御などについても書きたいと思います。
作ったよ!とか、ここはどうなってるの?などありましたら、お気軽にコメントいただけると嬉しいです^_^
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!