お店のようなローストビーフが作れる!低温調理器を格安で自作する方法

こんにちは、数年前から低温調理にハマっているファン(@one_quarter_)です。

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最近は低温調理器の種類も増えてきて、低温調理自体の知名度が上がってきてますね

でも、低温調理器はまだ高いのが現状です。

2019年10月時点のAmazon’s choiceの以下のものでも約9000円です。
2021年8月時点のベストセラーの以下のもので、約7400円です。

Sandoo 低温調理器 スロークッカー 真空調理器 精密 温度制御 IPX7防水 ステンレス製 低音 調理 お料理用 日本語取扱説明書とレシピ付き ホワイト HA1099

出始めた当初は2〜3万円だったので、そこからすると安くなってきてはいますね。

それでは、格安で低温調理器を作る方法をご紹介します。

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低温調理器とは

ヨメ
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低温調理器ってどういうもの?

低温調理器とは、細菌を死滅させた上で、タンパク質を変成させずに柔らかい食感に仕上げる料理法です。

一般的にタンパク質は66度あたりからで変成が始まり、硬くなってしまうと言われています。

そこで、65度以下で加熱したいのですが、低温では細菌が死滅しにくいため、温度を上げる代わりに長時間熱することで、細菌を死滅させるという手段を取ります。

ヨメ
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じゃあ、ただ加熱するだけの機械なのかな?

簡単に言えばそうですが、「狙った温度を保ち続ける」と言った方が正確です。

では、そんな低温調理器を自作する際に必要なものをご紹介します。

低温調理器の材料

低温調理器は、温度を上げる加熱器と、温度を測って加熱器をオンオフするサーモスタットと呼ばれるものの2つで構成されます。

今回は加熱器は自作ではなく、市販の電気コンロを用います。

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私はこちらのような電気コンロを使っています

そして、今回自作するのは、製品として買うと約2800円(2021年8月現在)するこちらのサーモスタットと同等の機能をもつものです。

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自作しなくてもいいという方は、これと電気コンロだけ買うのでも、市販の低温調理器よりは安上がりになりますよ(電気コンロとサーモスタット合わせて4800円ぐらい)

サーモスタットを自作するのに必要な材料は次の通りです。

サーモスタットの材料
  • サーモスタット本体(Amazon)
  • 延長コード(1m、100均)
  • コンセント(2口、ホームセンター)
  • コンセントカバー(ホームセンター)
  • プラスチックケース(100均)
  • リード線(家に余っていたもの)

サーモスタット本体というのは、温度センサーと温度に応じてスイッチをオンオフする回路のみを含んだ部品で、ここではサーモスタット本体と呼ぶことにします。

それ以外のものは一般的なもので、100均やホームセンターで手に入ります。

合計で、約1400円(2019年10月時点)でしたので、製品として完成しているサーモスタットのだいたい半額で作ることができました。

サーモスタットの作り方

1.プラスチックケースに穴を開ける

まず、プラスチックケースにサーモスタットとコンセントを設置するための穴を開けます。

今回は、100均でちょうどいいぐらいの大きさのケースを見つけて購入しました。

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確かCDケースだった気がします

サーモスタット本体を側面に挿す感じで、コンセントを上につけるように2箇所穴を開けます。

TIPS

穴を開けるときは、切り抜く部分の線を引いて、その線の内側を網羅するようにドリルで穴を開け、ドリルでデコボコしている部分をカッターなどで削る方法でやっています

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結構大変なので、何かいい方法はないかなぁ

2.サーモスタット本体につなぐケーブル類を用意する

次に、サーモスタット本体とコンセント、延長コードを繋ぐようにケーブル類を用意します。

下の図のように配線しますので、必要な分だけケーブルの長さを切ります。

TIPS

コンセントは裏に単芯のFケーブルを挿すようにできているので、ここは単芯のものを使うか、ヨリ線であれば、寄って半田付けして強化しておくと挿しやすいです

3.プラスチックケースにサーモスタット本体とコンセントを取り付ける

そして、サーモスタット本体とコンセントをプラスチックケースに取り付けます。

サーモスタット本体はオレンジの固定部品をいったん外し、本体を差し込んだ後、固定部品をつけることで、プラスチックケースを挟む形で固定できます。

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ボルトとか使わなくていいのは便利!

コンセントはボルトで固定するための穴がありますので、対応する位置に穴を開け、ボルトで固定します。

最後にコンセントのカバーをパチっとはめて完了です。

4.サーモスタット本体とコンセントにケーブル類をつなぐ

あとはサーモスタット本体とコンセントをケーブルでつなげば完成です。

次の図のように、用意しておいたケーブル類をつなぎます。

サーモスタット本体には、差し込んでマイナスドライバーで締めて固定します。

コンセントには、穴に押し込んで固定します。

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この時にケーブルが短かすぎるとつなぐのが難しいので、余裕を持った長さにしとくといいです

電源コードとセンサーのケーブルは、プラスチックケースの端に開けた穴に外側から差し込みます。

全てのケーブルをつないだら完成です。

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私は低温調理の時にお湯を攪拌するためのプロペラみたいなものを動かすために、常時電源の来ている口を一つつけました

プロペラは、ダイソーで¥300で売っていたUSB扇風機を改造して、下の写真のようなものを作りました。

自作の低温調理器のレビュー

私の場合、低温調理器の使い道は、ローストビーフなどのお肉類が90%で残り10%が燻製です。

今回ご紹介したサーモスタットは燻製をするときにも使えます。

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同じ機材で2つの調理に使えるってお得ですね!

合わせて読みたい:

低温調理の例は別途ご紹介したいと思いますので、完成例の写真をお見せしたいと思います

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↑ローストビーフ、↓ローストラム丼

ヨメ
ヨメ

↑ローストポーク(肩ロース)、↓ローストイベリコ豚

まとめ

今回は、部品から集めることで、格安で低温調理器を作る方法をご紹介しました。

低温調理器が欲しくて、自作してみたいという方、安くできますので作ってみてはいかがでしょうか。

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低温調理のローストビーフ、ローストポーク、最高です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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