こんにちは、低温調理サラダチキンダイエット中のファン(@one_quarter_)です。
真空パック器の使い道
低温調理をする際に、ジップロックなどに入れてお湯に入れながら空気を抜く(水圧法)のをやっている方、真空パック器ってどうなんだろう?と思ったこともあるかと思います。
水圧法とは、ジップロックなどの封のできる袋に食材を入れ、お湯の中に少しずつ空気を抜きながら沈め、空気が完全で出たところで封をするという方法です
はい、しっかりしたものは高くて大型になる傾向があります(以下のものは¥26,000ぐらい:2021年8月現在)。
そこで、安くて小型な真空パック機を2年以上使ってきましたので、使い勝手についてご紹介したいと思います。
値段は私の時の購入価格で、¥1,300でした。
※2021年8月現在、私の持っているbonabonaは取り扱いがなくなってしまいました・・・
bonabonaと同じメーカー(CCP)で現在取り扱いがあるものは以下の商品です(ただ、私が購入したものより高くなってしまいました…)。
類似品で良さそうなものはこちらです。
真空パック器の構造
まず、サイズは5.5センチ×5センチの四角い棒状で、長さが36センチです。
サランラップとほとんと同じサイズなので、置き場所に困りません。
この真空パック器ですが、仕組みは上下の黒いスポンジでパックを挟み、袋の口から空気を吸い出すというものです。
そして、空気を吸い出し切ったら電熱線で袋の口を溶かしてくっつけることで、真空状態を保ちます。
真空になると黒いスポンジが減っ込み、蓋が下がるため、蓋の内部にあるスイッチが押されることで、真空になったと判断されるようです。
いいえ、真空にする際、空気が抜けやすいような加工がされた専用の袋が必要です。
ただし、専用の袋と同等の効果が得られればいいので、一般的な袋を使う方法を後ほどご紹介します。
真空パック器の使い方
必要なもの
真空パックするのに必要なものは以下の3つです。
- 真空パック器
- 専用パック(または、代わりの袋とプラスチックのネット)
- 食材
今回は専用の袋ではなく、代わりに一般的な袋を使用した使い方をご紹介します。
使い方
1.食材を袋に入れる
ます、食材を袋に入れます。
袋の口側は熱で溶かして封がされるため、出来るだけ袋の底側に食材が寄るように配置します。
2.袋にプラスチックのネットをセットする
専用の袋を使う場合はこのステップは飛ばしてください。
一般的な袋を使う場合、専用の袋と同じように真空にするための空気の通り道を作る必要があります。
そこで、空気の通り道として、プラスチックのネットを入れます。
袋、プラスチックのネットの両方とも、溶ける温度の関係でポリエチレン製のものを選ぶ必要があります。
私はこの袋を使っています。専用の袋は1枚¥42ほど、この袋は1枚¥12ほどです。
プラスチックのネットは、できるだけ目が細かく、薄いものを使います。
厚いものだと、熱で溶かして封をする際に、溶けきらずにしっかりと封ができない可能性があり、真空ではなくなってしまう恐れがあるためです。
はい、どちらも使えますが、食材によって使い分けています。
三角コーナー用のネットを使う食材は生のお肉など、袋に入れるときに水分がパックの内側についてしまうものです。
お茶っ葉ポンを使った場合、水分が内側に付くと、不織布の隙間が水分で埋まってしまい、空気が抜けなくなってしまうためです。
お茶っ葉ポンを使うのに適した食材は、表面に水分の少ない粒状のものです。
なぜコーヒーの生豆なのか気になった方はこちらも読んでいただけると嬉しいです。
3.真空パック器に袋をセットする
袋の口ギリギリまで、プラスチックのネットをセットしたら、黒いスポンジの中に袋の口が来るようにセットします。
この時、黒いスポンジの内側に袋の口が全て入ることと、袋を挟む黒いスポンジの部分で袋は折れていないことを確認してください。
はみ出ていたり、袋が折れていたりすると、真空になりきらなかったり、熱で封をするときに隙間ができてしまい、真空ではなくなってしまう可能性があります。
4.スイッチを入れる
袋のセットが終わったら、スイッチを2回押して真空パック器を作動させます。
1回目押すとLEDが点滅して待機状態になり、2回目に押すと真空ポンプが作動し始めます。
あとは真空になったら自動的に熱で封をして止まりますので、数十秒程度待ちます。
真空パック器のレビュー
低温調理のお肉に使ってみた
私のメインの使い方は、低温調理の際の真空パックです。
真空パックする理由は、お肉にお湯が触れる面積を多くすることで熱を伝える効率を高めることと、酸素をなくすことで細菌の繁殖を抑制させるためです。
2年以上使っていますが、水圧法と比べて簡単にできるのがメリットです。
水圧法はコツがいるので、慣れるまでに少し回数がかかりますし、完全に真空にするのは難しいです。
また、スイッチを押して真空にしている間に別のこと(お湯を用意するなど)ができるのもいいポイントです。
コーヒーの生豆に使ってみた
コーヒーは焙煎した豆より生豆の方が保存が効くのですが、それでもやはり酸素に触れない方がいいとされています。
そのため、まとめ買いした生豆は焙煎1回分ごとに小分けにして、真空パックして保管しています。
真空パックすると、体積も減るので、収納にも嬉しいです。
まとめ
今回は低温調理を良くする私が2年以上使っている、小型で安い真空パック機をご紹介しました。
低温調理では水圧法よりも簡単に真空パックできますし、長期保存しておきたいものを保存するのにもいいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。